和歌山県農協共済福祉協会

公益目的支出計画実施事業

 当協会は、一般社団法人への移行に伴い、和歌山県知事から「公益目的支出計画実施事業」として、従来から実施してきた実施事業を継続事業として認可を得ています。
【基本方針】
組合員や地域住民が健康で安心した暮らしの実現に向け、公益目的支出計画実施事業の取組みを通じて地域に密着した地域貢献活動として展開するとともに、危険の未然防止などJA共済の保障機能を補完する役割を果たします。
また、「豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりに貢献する」という JA共済事業の使命遂行の一翼を担うため、JAおよび全共連和歌山県本部と連携した事業展開を図ります。
さらに、クアハウス白浜の施設を利用した健康教室やJAや地方行政との連携による健康教室の充実・拡大を図ります。
<重点実施事項>
 令和4年度は、新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、実施可能な範囲内において、実施事業(継続事業)である「健康・福祉事業」および「クアハウス健康増進事業」について次の事項を重点として展開します。

健康福祉事業

◯健康管理・増進活動の充実
 組合員・地域住民の健康づくりに貢献するため、動脈硬化測定や骨密度測定をはじめとする健康管理・増進活動に取り組みます。
特に生活習慣の改善・予防のため、動脈硬化測定や骨密度測定は年1回の測定を目標に、より一層の測定内容の充実に努めるとともに健康診断等の継続的なサポートを行います。
また、高齢化の進展とともに高まる健康志向に対応するため、健康増進活動を通じた、第一次予防である食生活・運動・休養等の健康的な生活習慣づくりを支援します。
◯高齢者福祉活動への対応強化
 急速な高齢化の進展により高齢者や要介護者の増加が見込まれる中、地域の組合員・利用者が広く活用できる介護関連施策の充実を図るとともに、地域社会の貢献を目指し高齢者福祉活動の積極的な展開に向けた取組み支援を行います。
◯交通事故対策活動の実施
 交通安全運動による交通事故の未然防止と、地域の実情にあわせた継続的な取組みにより、組合員・利用者をはじめとする地域住民に安全・安心を提供し、地域社会との繋がりの強化に取り組むこととします。
 さらに、交通事故対策基金を活用し、交通事故防止対策等を実施します。
◯地域における協同活動の促進支援
 組合員・地域住民のくらしを守るため、地域における協同活動の強化はもとより、JA等が主体となり組合員組織等と連携して実施する「JAくらしの活動」を促進・支援を行います。

クアハウス健康増進事業

◯クアハウス施設を利用した健康増進活動
 クアハウス施設では、温泉入浴とプールや広間を利用した健康増進活動を実施します。地域住民の高齢者を中心に健康で長生きの出来る健康増進活動として、トレーナーによるプールでの水中運動の指導や利用者の目的に応じた運動プログラムの提供を行います。
◯クアハウス会員の拡大および利用促進(会員・一般)
 新規の会員の獲得に向けて、入会キャンペーン等を実施し、近隣の官公庁・一般法人等に対する法人会員への入会を推進するとともに、現会員の紹介等による個人会員の促進を図ります。
 また、インターネットを普段あまり使わない層や高齢者層へのアプローチができるチラシやポスティングを行い、集客および認知度向上に繋げます。
 さらに、会員を継続させる施策として各種健康教室の実施に加え、イベント等を通じた会員特典の充実を図るとともに、会員相互の親睦や品位ある健康的な明るいコミュニティづくりを行います
◯クアハウス健康増進事業。
 クアハウス施設では、温泉入浴やプール、広間を利用した健康増進活動を実施している。また、トレーナーによるプールでの水中運動の指導や利用者の目的に応じた運動プログラムの提供、ウォーキング等の各教室などを行い、健康づくりのサポートを行っています。